展覧会案内永遠の都ローマ展
永遠の都ローマ展
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《カピトリーノの牝狼(複製)》ローマ市庁舎蔵
©Roma, Sovrintendenza Capitolina ai Beni Culturali /
Archivio Fotografico dei Musei Capitolini
東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年9月16日(土)~2023年12月10日(日)
※月曜・9/19(火)・10/10(火)休室。ただし9/18(月・祝)、10/9(月・祝)は開室
9:30〜17:30
※金曜は20:00まで
※いずれも入室は閉室の30分前まで
展覧会公式サイト:https://roma2023-24.jp
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永遠の都ローマ。二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれた。
その丘に建つ、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられるカピトリーノ美術館。その所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介する。
同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼる。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられる。
2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」がカピトリーノ美術館を訪ねて150年にあたる。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えた。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する、初めての機会となる。
■福岡市美術館に巡回
2024年1月5日(金)〜2024年3月10日(日)