展覧会案内大竹伸朗展

大竹伸朗展


 《残景 0》 2022年 212×161×16cm
Photo:岡野圭



東京国立近代美術館

東京都千代田区北の丸公園3-1
tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)
※月曜休館、ただし1/2・9は開館。年末年始(12/28~1/1)・1/10(火)休館
10:00〜17:00
※金曜・土曜は20:00まで
※いずれも入館は各閉館の30分前まで
観覧料:一般1,500円(1,300円)、大学生1,000円(800円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等を提示。
キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金で鑑賞可能。
※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)も観覧可能。

展覧会公式サイト:
https://www.takeninagawa.com/ohtakeshinroten/

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大竹伸朗は、1980年代初めに華々しくデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、猛々しい創作意欲でおびただしい数の仕事を手掛け、トップランナーであり続けてきた。近年ではドクメンタ(2012年)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)の二大国際展に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも評価を得ている。

本展は、2006年に東京都現代美術館で開催された「全景 1955-2006」以来、16年ぶりとなる大回顧展だ。

最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ500点の作品が7つのテーマに基づいて構成される。小さな手製本から巨大な小屋型のインスタレーション、作品が発する音など、ものと音が空間を埋め尽くす。

あらゆる素材、あらゆるイメージ、あらゆる方法。作者が「既にそこにあるもの」と呼ぶテーマのもとに半世紀近く持続してきた制作の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることなく作品世界に没入できる展示によって、走り続ける強烈な個性の脳内をめぐるような機会となるだろう。