展覧会案内生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
生誕120年
棟方志功展
メイキング・オブ・ムナカタ
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棟方志功ポートレート
撮影:原田忠茂
東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
東京都千代田区北の丸公園3-1tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年10月6日(金)~2023年12月3日(日)
※月曜・10/10(火)休館。ただし10/9(月・祝)は開館
※会期中一部展示替えあり
10:00〜17:00
※金曜・土曜は20:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料:1,800円(1,600円)大学生1,200円(1,000円)高校生700円(500円)
※( )内は20名以上の団体料金、ならびに前売券料金(販売期間:8/22〜10/5)
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障がい者手帳等を提示。
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金で鑑賞可能。
※本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)も観覧可能。
展覧会公式サイト:https://www.munakata-shiko2023.jp
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ヴェネチア・ビエンナーレでの受賞をはじめ、「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟⽅志功(1903-1975)。⼀⼼不乱に版⽊に向かう棟⽅の姿は多くの⼈々の記憶に刻み込まれている。
棟方が芸術家として大成していく過程のなかで大きな影響を与えた土地である三つの地域、故郷・青森、芸術活動の中心地・東京、疎開先・富山。本展では、その各地域の関わりを軸に、板画(はんが)、倭画(やまとが)、油画(あぶらが)といった様々な領域を横断しながら、本の装幀や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟⽅の多岐にわたる活動を紹介し、棟⽅志功とはいかなる芸術家であったのかを再考する。
縦3メートルの巨大な屏風《幾利壽當頌耶蘇十二使徒屏風》(五島美術館蔵)が約60年ぶりに展示されるほか、ほとんど寺外で公開されることのなかった倭画の名作《華厳松》(躅飛山光徳寺蔵)は通常非公開の裏面とあわせて展示される。
掌サイズの絵葉書から、公共の建築空間の⼤壁画まで、「板画」の可能性を広げ、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」が社会現象になるまでの道程─「メイキング・オブ・ムナカタ」を辿る。