展覧会案内モネ 睡蓮のとき
モネ 睡蓮のとき
クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃
油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
© musée Marmottan Monet
国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)
※月曜、10/15(火)・11/5(火)・12/28(土)〜2025/1/1(水・祝)・1/14(火)休館
※ただし10/14(月・祝)・11/4(月・休)・2025/1/13(月・祝)・2/10(月)・2/11(火・祝)は開館
9:30~17:30
※会期中、金曜・土曜は、21:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般2,300円 大学生1,400円 高校生1,000円※前売券あり。6/12(水)〜10/4(金)までの販売
<国立西洋美術館インフォメーションでの販売は10/3(木)まで>
※中学生以下は無料
※心身に障害のある方及び付添者1名は無料
※大学生、高校生及び無料観覧対象者は、入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳を要提示
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は、本展を学生1,200円、教職員2,100円で観覧可能(学生証または教職員証を提示のうえ会期中、来場当日に国立西洋美術館の券売窓口にて購入を)
※12/12(木)〜27(金)は高校生無料観覧日。入館の際に学生証を要提示
※観覧当日に限り本展観覧券で常設展も観覧可能
展覧会公式サイト:https://www.ntv.co.jp/monet2024/
→ チケットプレゼント
本年は、パリで開かれた第1回印象派展から150年にあたる。記念すべきこの年に開催される本展は、印象派を代表する画家、クロード・モネ (1840-1926)晩年の制作に焦点をあてる。
モネは、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめた。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆく。
モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもあった。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面だった。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす “大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになる。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、大画面の〈睡蓮〉の数々だ。
このたび、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介する。
〈睡蓮〉の作品20点以上が展示されるほか、2メートルを超える大画面の〈睡蓮〉に囲まれ、モネの世界に浸る没入体験も可能となる。日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う、大変貴重な機会となる。
■巡回展
【京都展】2025年3月7日(金)〜6月8日(日)
京都市京セラ美術館
【豊田展】2025年6月21日(土)〜9月15日(月・祝)
豊田市美術館