展覧会案内モネ 連作の情景

モネ 連作の情景


《ルーヴル河岸》1867年頃 油彩、カンヴァス 65.1×92.6cm デン・ハーグ美術館
© Kunstmuseum Den Haag - bequest Mr. and Mrs. G.L.F. Philips-van der Willigen, 1942

上野の森美術館

東京都台東区上野公園1-2
tel.050-5541-8600(ハローダイヤル・全日9:00~20:00)
2023年10月20日(金)〜2024年1月28日(日)
※12/31(日)、1/1(月)休館
9:00~17:00開館
※金・土・祝日は19:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
入館料
平日(月~金):一般2,800円 大学・専門学校・高校生1,600円 中学・小学生1,000円
土・日・祝日:一般3,000円 大学・専門学校・高校生1,800円 中学・小学生1,200円
※数量限定スペシャルチケットあり
※オンラインによる日時指定予約を推奨
※9/20(水)10:00よりチケット販売および第1期観覧期間(10/20(金)~11/19(日))の日時指定予約の受付を開始
※未就学児は入場無料。日時指定予約は不要
※障がい者手帳等のお手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名までは、当日価格の半額。会場チケット窓口にて障がい者手帳をご提示の上、購入を。日時指定予約は不要

展覧会公式サイト:www.monet2023.jp
展覧会公式X(Twitter):100_monet2023

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印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。

同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできない。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれない。

1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上(東京展、大阪展では出品作品が一部異なる)が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。

また、サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品も紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追う。

展示作品のすべてがモネ。“100%モネ”の贅沢な展覧会となる。国内外40館以上から集められた名品が堪能できる、またとない機会となる。

■大阪展:大阪中之島美術館 2024年2月10日(土)~5月6日(月・休)