展覧会案内日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~

日中国交正常化50周年記念

兵馬俑と古代中国

~秦漢文明の遺産~


兵馬俑坑

上野の森美術館

東京都台東区上野公園1-2
tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月22日(火)〜2023年2月5日(日)
※12/31(土)、1/1(日)休館
9:30~18:00
※入館は閉館の30分前まで
入館料:一般2,100円、高校・専門・大学生1,300円、小・中学生900円
※日時指定予約制(当日入場枠も設けてあるが、予定枚数終了の場合あり。展覧会公式Twitterを要チェック)
※未就学児は入場無料。小学生以下は、保護者同伴での入場を
※学生券で入場の場合は、学生証の提示が必要(小学生は除く)
※障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方は、本人と付き添いの方1名様まで入館無料。来館の際、会場入口スタッフへ(日時指定予約は不要)

公式サイト:https://heibayou2022-23.jp
展覧会公式Twitter:https://twitter.com/heibayou2022_23

→ チケットプレゼント

紀元前770年、周王朝は洛陽に遷都したが、次第にその権威は失われ、各地で有力な諸侯が独立していく時代に入った。約550年続いたこの群雄割拠の世が、後に言う春秋戦国時代である。

紀元前221年、秦の始皇帝がついにこの戦乱を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てた。わずか十数年のうちに秦は滅亡したが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えている。

そして紀元前202年、漢の劉邦が西楚の項羽を破って再び中国を統一する。秦の国家制度を引き継いだ漢王朝は、古代中国における一つの黄金時代だ。この二国の治世は、中国の基礎を確立した時代として今に知られている。

本展では、秦漢両王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開・国宝級を多数含む約200点の貴重な文物を展覧。戦国、漢時代を含めた兵馬俑も総計36体と過去最大のスケールで一堂に会し、それらが語る歴史を紐解いていく。

戦国時代の極小の騎馬俑が、なぜ始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか? なぜ西方の秦が、東の関を守り抜き、東方の六国に勝利しえたのか?

日中国交正常化から50周年を数える2022年、古代中国の知られざる秘密が明かされる。