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最期の絵 絶筆をめぐる旅

判型 : 四六判 並製
頁数 : 272頁
定価 : 2,200円
発刊 : 2016年4月26日
ISBN : 978-4-87586-490-5 C0071



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最期の絵

絶筆をめぐる旅

窪島誠一郎・著


画家が死んでから、のこされた絵たちの呼吸がはじまる


人生最後の作品をめぐる画家20人の物語。
絶筆美術館収録(カラー図版)。

宮芳平「黒い太陽」
古賀春江「サーカスの景」
神田日勝「馬」
小出楢重「枯木のある風景」
青木繁「朝日」
岸田劉生「徳山風景」
横山操「無題(木立ち)」
梅原龍三郎「浅間」
西郷孤月「台湾風景図」
野田英夫「野尻と花」
松本竣介「彫刻と女」
鴨居玲「自画像」
香月泰男「渚(ナホトカ)」
靉光「(梢のある)自画像」
伊澤洋「風景(道)」
佐藤哲三「帰路」
高間筆子「自画像」
渡辺學「川口」
鶴岡政男「夜あけ」
長谷川利行「質屋の子守」

【イベント】
・2016/10/13
 窪島誠一郎 出版記念講演会「最期の絵 —絶筆をめぐる旅」
 会場:キッド・アイラック・アート・ホール


【プロフィール】
窪島誠一郎(くぼしま せいいちろう)
1941(昭和16)年東京生まれ。信濃デッサン館・無言館館主、作家。印刷工、酒場経営などを経て、1964(同39)年、東京世田谷区に小劇場運動の草分けとなる「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979(同54)年、長野県上田市に夭折画家のデッサンを展示する「信濃デッサン館」を、1997(平成9)年、同館隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立。『父への手紙』『「明大前」物語』(筑摩書房)、『信濃デッサン館日記』『無言館の坂道』『雁と雁の子』(平凡社)、『無言館ノオト』『石榴と銃』『鬼火の里』(集英社)、『無言館への旅』『高間筆子幻景』(白水社)、『粗餐礼讃』(芸術新聞社)など著書多数。第46回産経児童出版文化賞、第14回地方出版文化功労賞、第7回信毎賞、第13回NHK地域放送文化賞を受賞。2005(平成17)年、「無言館」の活動で第53回菊池寛賞受賞。