Home人文アート天野祐吉対話集

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判型 : 四六判 並製
頁数 : 392頁
定価 : 1,760円
発刊 : 2014年9月10日
装丁 : 寄藤文平+鈴木千佳子
  (文平銀座)
ISBN : 978-4-87586-404-2 C0095



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天野祐吉対話集

さよなら広告 さよならニッポン


誰よりも時代を面白がり、「ヤジ」を飛ばし続けた。
当代きっての「ヤジ馬」が遺した、14の対話。




わたしは、「おしゃべり」や「雑談」でも、
こんなにすごい内容になるのか、と幾度も感心した。
───高橋源一郎「天野さんのこと」より


目次
谷川俊太郎「言葉の力」
糸井重里「誰でもコピーライターになれる わけではない」
仲畑貴志「からだを広告する」
辻井喬「マーケティング病に蝕まれた"祖国"」
住井すゑ「女は国家のために子は生まない」
筑紫哲也「マスコミも『改革』しよう」
武田徹「これからのテレビとジャーナリズム」
多田道太郎「ネーミングは宇宙である」
林光「CMが歌になるとき」
岸田秀「幻想としてのセックス 幻想としてのボディ」
サトウサンペイ「常識の目と常識を破る目」
中村吉右衛門「遊びの国へ出かけよう」
所ジョージ「ぼくらは豊かなビンボー人」
横尾忠則「粒あんvsこしあん」
あとがき
「天野さんのこと」高橋源一郎
【プロフィール】
天野祐吉(あまの ゆうきち)
編集者、コラムニスト。1933年東京都生まれ。
創元社、博報堂などを経てプロダクション「マドラ」の設立に参加。79年4月、雑誌「広告批評」創刊。広告を単なる宣伝ではなく「表現」として位置づけ、日本における新たな批評ジャンルを確立。マスコミを対象にした評論活動も行う。2009年同誌休刊後、「天野祐吉作業室」を設立。各界のご隠居と自由闊達なおしゃべりを繰り広げる「隠居大学」がNHK「ラジオ深夜便」で人気を集めた。
2013年10月20日、死去。
著書に『広告論講義』(岩波書店)『天野祐吉のことばの原っぱ』(まどか出版)『成長から成熟へ さよなら経済大国』(集英社新書)『天野祐吉のCM天気図 傑作選 経済大国から「別品」の国へ』(朝日新聞出版)などがある。