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日本宗教美術史

判型 : A5判 上製
頁数 : 408頁
装画・装幀:千住博
定価 : 3,630円
発刊 : 2009年10月16日
ISBN : 978-4-87586-186-7 C0070





日本宗教美術史

島田裕巳・著


宗教がわかると 美術が面白くなる!
はじめて綴られた「宗教美術」の通史。


縄文土器、土偶、埴輪、仏像・仏画、曼荼羅、神像・神宝、キリスト教美術、宗教建築、漫画、現代絵画……原始・古代から現在まで連綿と続く豊饒なる日本の美の世界。気鋭の宗教学者が、その変容と展開を読み解き、新しい美術との接し方を大胆に提言する。全編書き下ろし!

【目次】
序 章
宗教美術への旅
第1章
  神話と儀礼の世界
第2章
原始神道の世界と仏教の伝来
第3章
大仏開眼と国家仏教―奈良時代
第4章
席捲する密教とその影響―平安時代(一)
第5章
末法の時代における浄土教信仰と法華経信仰―平安時代(二)
第6章
南都復興と鎌倉新仏教の登場―鎌倉時代
第7章
装置としての宗教美術―南北朝・室町 桃山時代
第8章
庶民層への浸透―江戸時代
第9章
近代化と戦争、そして経済成長のなかで―近現代
終 章
無宗教時代の美術
【プロフィール】
島田裕巳(しまだ・ひろみ)
1953年、東京生まれ。宗教学者、文筆家。
東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授を歴任。現在、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。著書に『オウム-なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』(トランスビュー)、『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)、『無宗教こそ日本人の宗教である』(角川oneテーマ新書)、『教養としての日本宗教事件史』(河出ブックス)ほか多数、翻訳書に『世界宗教史』ミルチア・エリアーデ著、筑摩書房、共訳)、『虚無の信仰ー西欧はなぜ仏教を怖れたか』(ロジェ=ポル・ドロワ著、トランスビュー、共訳)などがある。

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